スキート射撃&トラップ射撃の紹介



スキート競技の射面はセンターポールを中心に半円形になっていて両脇にクレーを放出する小屋(クレー放出機)が設置されています。向かって左から出るクレーを『プール』、右から放出されるクレーを『マーク』と言います。

半円形のフィールドには円に沿って左から反時計回りに1番〜7番までの射台があり半円の中心やや手前に8番射台があります。
射手は1番射台から8番射台まで順番に回っていき各射台ごとに決められたクレーを撃ち落していきます。
放出されるクレーは『シングル』と『ダブル』に大別されます。シングルはプールまたはマークが1枚づつ放出され、ダブルはプールとマークが同時に放出されます。
クレーは射手のコールに合わせて0〜3秒の間に放出されます。またコールするときは銃をあらかじめ構えて待つことはできず腰の位置までおろした状態でコールしなければなりません。
シングルはそれぞれのクレーに対し1発だけ発射でき、ダブルは2枚同時に放出されたクレーに同じく1発づつ発射します。放出されたクレーは射撃限界線を越える前に撃破しなければならず放出されてからおおよそ1.8秒の間に撃つことになります。
ダブルも同じく約1.8秒の間に2枚とも撃破しなければならないので初めて見た人は居合い抜きのような印象を受けます。

各射台において放出されるクレー及び順番は以下のとおりです。
(ダブルは2枚のクレーの撃つ順番も決まっています)


1番: シングルプール、ダブルプール・マーク
2番: シングルプール、ダブルプール・マーク
3番: シングルプール、ダブルプール・マーク
4番: シングルプール、シングルマーク
5番: シングルマーク、ダブルマーク・プール
6番: シングルマーク、ダブルマーク・プール
7番: ダブルマーク・プール
4番: ダブルプール・マーク、ダブルマーク・プール
8番: シングルプール、シングルマーク


※以上が大まかなスキートのルールですが、ここで紹介したのは国際ルールというものでワールドカップやオリンピック、国内の公式戦で採用されているルールです。
初心者やもっと手軽に楽しみたい方は練習でダブル無しのシングルのみで撃ったり、ノータイマー(トラップと同じようにコール即放出)、最初から銃を構えて撃ったりしても大丈夫なので臆することなくチャレンジしてみてください。ただし競技会などに参加する場合はその大会で採用されているルール(ローカルルールも含めて)があるので各競技会のルールに沿って試合に臨んでください。
ちなみに世田谷区クレー射撃連盟の競技会は国際ルールに従って運営されております。(もちろん初心者にはその人のレベルに合った指導もしております)

しかし何よりも大切にしなければならないのは安全に射撃をすることで、くれぐれも事故の無いように務めることをお忘れなく!!!


トラップ・ルール
戻る戻る
Copyright (C) 2005 Setagaya Clay Shooting Federation. All Rights Reserved.